スマホ使用ルール改正 戦略書 v2(執行部内部用)
作成: 2026-08-03 / 生徒会執行部 v2変更点: 最終ゴールの再定義(自治機構再建)、第4の柱「量で見せる」追加、エビデンス設計の見直し(巡回件数は条件付き)、風紀委員=啓発のみ確定、8/24集会からの逆算スケジュール、自治ロードマップ統合
1. 大戦略
ゴールの構造(3層)
| 層 | ゴール | 期限 |
|---|---|---|
| 最終 | 生徒会のもとに委員会を成り立たせる(自治機構の再建。関根先生から直接示されたゴール) | 年度をまたぐ |
| 第一 | 「昼休み=セブン・オアシス店舗内可/放課後=大学敷地内可」の改正を主任主事会議で承認 | 11〜12月 |
| 第二 | 学校行事(城東祭・体育祭)での使用を別企画として承認 | 来年度 |
スマホ案件は最終ゴールの第1号案件・実地訓練。「生徒会の指揮で委員会(風紀)が継続的に動いた」という前例そのものが、校則改正と同格の成果物。
基本原則(4本柱)
- 「解禁」ではなく「守られていないルールの再設計」として語る。 遵守率向上・指導負担軽減という先生側の利益で一貫させる。「使わせてほしい」という語り口は使わない。
- リスクをゼロに設計する。 撤回条項を生徒会側から明記。「ダメなものしか産まない」への直接の答え。
- 数値で語る。 山田先生の要求ライン。ただし数値は理屈の壁にしか効かない(下記4)。
- 量で見せる。(v2追加・関根先生の見解)最終的には感情の問題であり理屈で解決できない部分がある。感情の壁に効くのは草の根の大量の目に見える活動。活動と広報(Teams・掲示板)を必ずセットにする。載らなかった活動は感情の壁に対しては存在しないのと同じ。問題行動の全解決は不可能——解決する問題を絞って宣言し、そこの改善を見せる。
構図
- 生徒会は主任主事会議で戦わない。戦うのは生徒指導部。関根先生は主任主事会議の構成メンバー(確定)——弾を渡す相手が会議の中にいる。
- 生徒会の仕事は、関根先生・山田先生が「自分の提案」として出せる完成度の弾(提案書・数値・活動ログ・生徒の声)を渡すこと。
- 生徒側には「守れば変わる」の構図を作り、遵守率そのものを引き上げる。
2. フェーズ別の具体戦略(スマホ案件)
Phase 0: 現行ルールの周知(〜8/24全校集会)★了解取得済み・枠は調整中
逆算スケジュール:
| 週 | やること |
|---|---|
| 今週(〜8/9) | ①現行ルールの正解を関根先生・山田先生と確定(最優先。確定前にマップ着手しない)②10分枠の確定を依頼 |
| 8/10週 | エリアマップ(現行版)・掲示物・スライド完成 |
| 8/17週 | リハーサル+発表内容の事前承認(S6予告文言は一言一句) |
| 8/24 | 本番(10分・複数名。予告パートは案件の顔が立つ配置に) |
掲示: 各教室・昇降口・オアシス入口・セブン付近。
Phase 1: 測定と草の根(9月〜11月)
エビデンス3本立て(v2で主軸変更):
| データ | 位置づけ | 備考 |
|---|---|---|
| フォローアップアンケート | 主軸。認知度・実態の定点観測(設問は7月調査と揃える) | 10月上旬に前倒し実施、10月中旬に結果公表(11月の協議に確実に間に合わせる) |
| 自前の活動ログ | 主軸。呼びかけ実施回数・掲示・報告の記録=「量で見せる」の物証 | 毎回記録。写真も残す |
| 教員巡回の指導件数 | 補助。巡回が実施される場合に一部共有の可能性(条件付き) | もらえたら使う。前提にしない |
草の根活動(自治Phase Aと一体):
- 風紀委員=啓発のみ(確定。監視・巡回はさせない。「注意するんじゃなくて、呼びかけ」): 昼休みの呼びかけ、掲示の維持管理
- 執行部直轄インフラを先に立ち上げる: 目安箱(Teamsフォーム+物理箱)、月次活動報告(Teams+掲示板の生徒会コーナー、毎月固定日)
- 月次報告は2本立て: 先生向け1枚+生徒向け掲示・放送版
- 「声と回答」を毎月公開。第1号はアンケート1,522件のフィードバック。小さい声(設備の困りごと等)こそ拾って直すと効く
Phase 2: 改正の決裁(9月〜12月)
- 改正提案書は9月中に生徒指導部へ提出し協議を先に始める。数値は協議の途中で追加投入(10月中旬のアンケート結果が最大の追加弾)
- 主任主事会議向けの弾: ①遵守率向上フレーミング ②アンケート比較データ ③活動ログ(量) ④撤回条項 ⑤生徒の声1,522件 ⑥エリアマップ改正版イメージ
- 生徒会の直接説明は切り札。関根先生が有効と判断した場合のみ。提案書には「必要があれば説明に伺う」の一文だけ
Phase 3: 施行と次の一手(改正後〜来年度)
- 改正版マップに差し替え、「皆さんの実績で変わった」と全校告知(守れば変わる構図の完成)
- 月次報告は継続。行事使用は実績を持って別企画書で来年度行事に間に合わせる
3. 自治機構再建ロードマップ(最終ゴール)
前提事実: 委員会は形骸化し各分掌担当教員が掌握。委員長会議・声の窓口は存在しない。規約上、委員会は名目上生徒会の下部組織——「規約通りの姿に戻す」という強いロジックが使える。風紀委員の分掌は生徒指導部=最初の移譲は、移譲したがっている関根先生の手元から始められる。
| Phase | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| A: 風紀の実働化 | 8〜12月 | スマホ案件で生徒会→風紀委員に仕事を出して回す。実施記録を月次報告に載せる。成果物=「生徒会の指揮で委員会が動いた」前例 |
| B: 横展開+委員長会議試行 | 1月〜来年度前期 | 動きやすい委員会2〜3つ(美化・保健等)に「今月の1テーマ」制を持ちかける。実働する委員会が3つ揃ってから委員長会議を月1試行(順番を逆にしない——形骸化した組織を先に集めると会議が死ぬ) |
| C: 制度化 | 来年度後期〜 | 委員長会議の定例化、規約上の運用の明文化、引き継ぎ文書整備。人ではなく仕組みで残す |
分掌の先生対策: 奪う構図を絶対に作らない。「運営の実務を生徒が引き取る=先生の負担軽減」フレーミング。報告経路(委員会→分掌の先生)は残し、企画と実行だけ生徒側に移す。武器はPhase Aの活動ログ——スマホ案件の月次報告は分掌の先生向けの営業資料を兼ねる。
このロードマップは関根先生から直接示されたゴールに基づくため、先生に見せて共同作戦にできる(見せる版が必要なら別途整形)。
4. ステークホルダー別攻略
| 相手 | 状態 | 打ち手 |
|---|---|---|
| 関根先生(生指主事・主任主事会議メンバー) | 協力的。自治機構再建が本丸 | 弾渡しの本線。月次報告で「量」を見せ続ける。自治ロードマップを共有し共同作戦化 |
| 山田先生(副主事) | 協力的・数値要求 | アンケート比較データを約束通り出す。巡回件数は「実施される場合に一部」の条件付きなので依存しない |
| 主任主事会議 | 「ダメなものしか産まない」空気=感情の壁 | 理屈(数値・撤回条項)+感情(活動量の実物)の二正面。直接説明は関根先生判断の切り札 |
| 一般の先生 | 「またトラブルが」 | 撤回条項と「高校建物内は終日禁止のまま」を先に言う |
| 分掌担当の先生方 | Phase Bで第2の感情の壁になり得る | 負担軽減フレーミング+Phase A実績。急がない |
| 全校生徒 | 曖昧さへの不満・正直者が損 | 「守れば変わる」予告、フィードバック公開、変わったら手柄を還元 |
| 風紀委員 | 啓発の担い手(確定) | 嫌われ役にしない。取り締まる人ではなく広める人 |
5. リスクと対策
| リスク | 対策 |
|---|---|
| 現行ルールの正解が先生間でも割れている | 確定作業を関根・山田先生の連名確認にし文書で残す |
| 巡回件数がもらえない | 織り込み済み(条件付き扱い)。アンケート+活動ログで成立する設計 |
| 周知後も改善が見えない | 予告の浸透度をアンケートで確認し啓発追加。悪いまま決裁に進まない撤退ラインを共有 |
| 主任主事会議で否決 | 否決理由を聞き、範囲縮小(例:放課後のみ先行)で再提案。一部でも通す |
| 生徒の失望 | 「提案する」以上の約束をしない(決定済み)。経過は隠さず報告 |
| 施行後のSNSトラブル | 撤回条項前提+施行時告知に「校内撮影・SNS投稿不可」明記 |
| 代替わりで消える | Phase Cの引き継ぎ設計を本体として扱う。仕組みと文書で残す |
6. 直近タスク(今週)
- 【最優先】現行ルールの正解の確定を関根先生・山田先生に依頼
- 8/24の10分枠の確定を依頼
- マップ・掲示物・スライドの制作着手(1の確定後)
- 改正提案書の最終化→9月提出へ
- 目安箱(Teamsフォーム)の準備